仕事を知る
WORKS社員座談会
TALK SESSION日進乳業の中核を担う中堅社員3名。現場を熟知した立場から、日々の業務で大切にしているこだわりや、チームを動かす上での工夫など、組織の要としての“リアル”な想いを伺いました。
プロフィール
PROFILE
Yさん
新卒入社7年目。総務課にて社内環境の整備や従業員のサポートを担う。組織の基盤を支え、働きやすい職場作りに奔走中。
Oさん
新卒入社10年目。営業企画として戦略立案に携わる。若手とベテランの橋渡し役として、チーム連携を大切にしている。
Sさん
新卒入社7年目。品質管理のスペシャリストとして現場を支える。チームの一体感を高め、安心して選ばれる製品作りを目指す。
主任になって、仕事への向き合い方は変わりましたか?
Oさん
私は3月に異動したばかりというのもあって、正直「主任として何かできているのか」と聞かれると、まだマイナスな心が勝っちゃうというか……正直できていないのが現状ですね。前部署では業務が属人化していて、次の代に教える仕組みも作れていなかったという反省もあります。
Yさん
Oさんは主任として頑張っているじゃないですか。でも「属人化」っていうのは、どの部署も抱えている課題ですよね。
Sさん
本当にそうですね。品質管理室も担当がガチッと分かれているので、どうしても自分の担当する範囲に閉じこもりがちになります。だからこそ、主任としては「自分の担当外」にも目を向けて、みんなの視点を合わせるための「橋渡し」をしていくことが役割なのかなって、少しずつ考え始めています。
Yさん
役職がついたからって急に他人の仕事ができるわけじゃないですし。主任は期待されている状態だとも思うんですよ。専門知識が無くてもスケジュール調整を手伝うことでチームを後押しできますし。仕事の中の自分の役割を自覚することがけっこう大切な事なんじゃないかな。
他部署との連携で、意識していることはありますか?
Sさん
品質管理は製造現場との連携が生命線なのですが、現場に行くと「品質管理が来た!」とか「何かあったんですか?」って身構えられることが多くて(笑)。
Oさん
確かに、品質管理の人が来るとちょっとドキドキしちゃう現場の気持ち、わかります(笑)。
Sさん
ですよね。だからこそ、その壁を普段のコミュニケーションでどう崩すかを意識しています。「こういうことがあったんだけど、どうしよう?」って、向こうから気軽に相談してもらえる関係を築けた時は、一つのチームでモノを作っている実感が湧いて楽しいと感じます。
Oさん
生産計画を立てる立場としても、製造との擦り合わせは随時ありますね。製造には製造の「軸」があることを考えながら、進めるよう心掛けています。相談しやすい環境を普段から作っておくことは、どんな業務に対しても、プラスになっていくと思います。
Yさん
僕はいろんな部署の方と話しますけど、こちらからも相談するようにしています。その時には自分の考えを織り交ぜて話すように意識していますね。答えを求めるだけじゃなくて、過程も伝えることが相談だと思いますし、人間関係がより強固になるんじゃないかなと思います。
この会社で長く働き続けられる理由って何だと思いますか?
Yさん
やっぱり、製品への誇りですかね。友達に「何作ってるの?」って聞かれた時、有名製品の名前を出せるのが結構好きで。「えっ、あれも作ってるの?」って驚かれるのは、気持ちいいですよね。
Sさん
その誇りはみんな共通してありますね。あとは、何か新しいことにチャレンジしようとした時、周りが「いいじゃん、やってみなよ」って応援してくれる社風。この助け合いの感覚があるから、長く続けられている気がします。
Oさん
本当にそう。何か課題が出ると、部署を越えて上司まで巻き込んで「日進乳業としてどう解決するか」って一気に協力体制が整う。
Yさん
部署の垣根、本当に低いですよね。いい意味で、すぐ他部署に「乗り込める」というか(笑)。
Oさん
「乗り込む」って(笑)。でも、ロッカーや廊下での挨拶からちょっとした相談に発展したり、部署に関係なく「どうしたの?」って声をかけ合ったりする過ごしやすさは、うちならではの魅力だと思います。
若手に何かを教えるとき、
意識していることはありますか?
Oさん
私は、まず「確認の仕方」にこだわっていて、一通り説明した後、「わかる?」とは聞かないようにしているんです。
Sさん
それ、大事ですよね。「わかる?」って聞かれたら、後輩は「はい」としか言えないですから。
Oさん
そうなんです。だから「今はどんな状況?」とか「一回自分でやってみる? それとも一緒にやる?」って選択肢を出すようにしています。
Yさん
仕事を投げるだけじゃなくて、最後まで面倒を見るのは根気がいりますよね。まずは、こちらから歩み寄って、何でも言いやすい雰囲気を作ることが第一歩かなと思います。後はできない事だけじゃなくなくて、できている部分をしっかり見てあげたいですね。
Sさん
私の場合、中途の方や部署異動で来られた年上の方に教えることも多いので、そこは特に「お互いのリスペクト」を忘れないようにしています。社会経験がある方に対して一から十まで教えるのではなく、相手の経験を尊重しつつ、日進乳業の仕事を伝えていく。相手に合わせた教育は難しいですけど、そこが腕の見せ所かなと思っています。
プロとして、絶対に妥協しないことはありますか?
Oさん
私は窓口として、お客様との信頼関係は絶対に崩せません。でもその信頼は、現場や各部署の皆さんが作ってくれる安定した品質や開発力があってこそ。会社の軸として言うべきことは妥協せず伝えつつ、全体のバランスを守るのが私の役割でもあると認識しています。
Sさん
品質管理室の一員として、製品が出る前の「最後の砦」という役割を担っている自負があります。ビジネスなので製造や営業の立場を考える時もありますけど、やっぱり一番はお客さん。客観的に見て、この製品を自信を持って出せるか。そこは冷静に、絶対に妥協せず判断するようにしています。
Yさん
お二人の話を聞いてると、自分も背筋が伸びます(笑)。僕は、どんなに裏で忙しくて「しんどい」時でも、新卒や後輩の前では余裕のある姿を見せたいと思っています。
Oさん
確かに、Yさんが忙しそうにカリカリしてたら、新卒の子たちも不安になりますもんね。
Yさん
そうなんですよ。一番不安なのは相手ですから。余裕の雰囲気を出して、安心してもらいたいと思っています。